ナイチンゲールのメアリーシーコール評

ナイチンゲール

「ナイチンゲールはなぜ戦地クリミアに赴いたのか」(日本看護協会出版会)を読んだ
大田垣裕子氏の評論の中にナイチンゲールのメアリー・シーコール評が出てくる
ナイチンゲールは冷静に見ている
「”いかがわしい場所”に似たようなものを営み、酒を供して、何人かの男性ともつきあい、風紀を乱している」(151-152ページ)

確かにアレクシス・ソイヤーの著書A CULINARY CAMPAIGNにもシーコールがソイヤーに酒を進める場面がある(ソイヤーはシーコールと親しく付き合っている)(267頁)
“What will you take to drink, Monsieur Soyer?”
“Nothing at present; it is too eary, my dear madam.”


大田垣氏はシーコールの娘にも言及しているが、ソイヤーははっきりと書いている(268頁)
“the Egyptian beauty, her dautgher Sarah”
“My dear Sally, how are you?”とソイヤーはサラに親しく話しかけている

シーコールは、自分はナイチンゲールとは良い関係であることを何度も強調している
”Miss Nightingale is very fond of me”
シーコールにとってナイチンゲールを誹謗しても何のメリットもない
ナイチンゲールもこの時点ではシーコールのことをこう述べている
”I hear she has done a deal of good for the poor soldiers”

シーコールについてはもう少し調べる必要がある

 

 

 

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