最終更新2021.6.5
「屋内の空気をより清潔にすれば、新型コロナ対策になるだけでなく、インフルエンザや他の呼吸器感染症への罹患リスクを最小限に抑えられる」 「蛇口からきれいな水が出てくるのと同じように、屋内の空気は清潔で汚染物質や病原体を含まないものであるべきだ」
屋内の空気を屋外と同様に清潔にする。 わたし(向野)もこの考えに近いです。
コロラド大学ボルダー校の化学科で20年間エアロゾルを研究してきたホセ・ルイス・ヒメネス教授は、役人の姿勢が変わるのを待つのではなく、自分と周囲の人々を守る方法に関する最新アドバイスを一般市民に向けて直接公開することにした。ヒメネス教授はこの分野の他の9人の専門家から成るグループを招集し、インターネット上で誰でもアクセス可能で、どんな言語にも自動的に翻訳できるグーグル・ドキュメントを作成。マスクのベストプラクティスから飛行機旅行の安全性にいたるまで、エアロゾル感染について知っておくべきことについて総合的なアドバイスを提供している。
このドキュメント「コロナの空気感染を防御するFAQs on Protecting Yourself from COVID-19 Aerosol Transmissionはいいですね。日本語に翻訳する必要がありますね(向野)
239人の専門家有志がコロナの感染経路として空気感染を認めるよう、WHOに訴えた歴史的な論文です。
文中より
「ヒメネス教授は、今回の新しいCDCのガイドライン更新が、広く受け入れられている「エアロゾル」という言葉ではなく、「小さな飛沫」という言い回しを使って紛らわしく書かれていると批判した。同教授は、CDCの文書が空気媒介伝播の重要性を軽視していることは、極めて重大であるとし、...」
こんな批判を受けるとは、CDCもすっかりダメになってしまいましたね(向野)
コロナは時々空気感染する
汚染表面との接触で感染することは少ない
文中の言葉から
「WHOが『空気感染する』と公けに宣言しなくても、私たちは空気感染性の疾患であると評価できます。科学的証拠の観点から、これほど明らかなことはありません」。
ブロソー元教授は、空気感染が「新型コロナウイルスの主要かつ、おそらく最も重要な感染形態である」という結論に沿う証拠が出てきていると考えている。「あらゆる表面を何度も何度も消毒することにかける時間や労力は大いなる無駄だと思います。
「換気の優先順位も上げる必要がある。」
「可能な場所では換気を増やし、部屋の上部に設置した紫外線殺菌による空気清浄機をできるだけ増やす必要があります。」