●ガフキー号数での表示をやめ検出菌数を1+、2+、3+で表すことにした。
この表示は諸外国でも用いられている。
表1 鏡検における検出菌数記載法
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記載法
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蛍光法(200倍)
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Ziehl-Neelsen法 |
備考*(ガフキー号数)
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- |
0/30視野
1〜2/30視野 2〜20/10視野 ≧20/10視野 ≧100/1視野 |
0/300視野
1〜2/300視野 1〜9/100視野 ≧10/100視野 ≧10/1視野 |
G0
G1 G2 G5 G9 |
*相当するガフキー号数
●日本結核病学会では、1996年に薬剤耐性検査検討委員会を設置し検討を重ね、1997年に小川培地を用いる比率法を
新しい薬剤感受性試験法として提案した。
従来法との違いは、試験濃度を1濃度にしたこと、基準濃度を変えたこと、絶対濃度法を比率法に変えたことである。
また判定について、耐性菌の割合が1%以上になれば1〜2ヶ月以内に大多数が耐性菌で占められるようになるという考えから、
耐性菌の割合が1%未満を感受性、1%以上を耐性と判定することにした。
表2 薬剤感受性試験
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抗結核薬
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試験濃度(μg/ml)
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対象培地(10-4)のコロニー数
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1%
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10%
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INH
INH RFP PZA SM EB KM EVM TH CS PAS LVFX |
0.2
1.0 40 ピラジナミダーゼ試験 10 2.5 20 20 20 30 0.5 1.0 |
SまたはR |
SまたはR
SまたはR SまたはR SまたはR SまたはR SまたはR SまたはR SまたはR SまたはR SまたはR SまたはR |
間接法では10.000倍の希釈液(直接法では100倍希釈)接種対照培地のコロニー数と比較して、薬剤含有培地のコロニー数が多ければ耐性菌の割合が1%以上であり、1%の欄にR(耐性)と記録する。また対照培地のコロニー数の10倍以上であれば、10%の欄にRと記録する。1%あるいは10%未満であればそれぞれの欄にS(感受性)と記録する。
PAZに対する感受性はピラジナミダーゼ試験で行う。ピラジナミダーゼ試験陽性例はS、陰性例はRと記録する。
LVFXは抗結核薬に指定されていないが、多剤耐性結核例に使われることからここにあげた。
阿部千代治 新結核菌検査指針について モダンメディア、46、10号、283-288,2000