QFT検査の利点・問題点

【QFT検査の利点】

  1. BCG接種の影響を受けません。
  2. ブースター現象を起こさないため、繰り返して検査ができます。
  3. 非結核性抗酸菌の中で、日本でもっとも多いMAC(M.avium,M.intracellulare)には反応しません。
  4. 基準値0.35IU/mlで、感度89.0%、特異度98.1%です。

【ツベルクリン反応検査の欠点】

  1. 日本では、大部分の人がBCGを接種しているため、結核菌に感染していなくても陽性(疑陽性)と判定されることがあります。
  2. BCG接種後のツベルクリン反応検査は、ブースター現象が起こり、結果の解釈が困難な場合があります。
  3. 注射後48時間後に判定をするため、2度の診察が必要です。

【QFT検査の問題点】

  1. 結核感染からQFT検査陽転までの期間がはっきりしていません。(通常8週以内と言われています。)
  2. 5歳以下の幼児では判定のためのデータが不十分で、基準がありません。
  3. 採血後12時間以内に処理が必要です。
  4. 過去と最近の感染の区別は困難です。

(財)愛知県健康づくり振興事業団健康科学総合センターのサイトから

作成:H20.5.19