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急性気管支炎 |
咽頭炎 |
急性鼻副鼻腔炎 |
普通感冒 |
症例定義 |
最大6W持続する、湿性または乾性の咳。軽度の全身症状を伴う。 |
通常1週間持続する咽頭痛(しばしば嚥下で悪化)。全身症状を伴うこともある。 |
鼻詰まり、膿性鼻汁、上顎歯痛、顔面痛、発熱、倦怠感、咳、嗅覚障害、耳痛・膨満感、頭痛、口臭。症状の期間は1~33日だが、もっとかかることもある |
最大2W持続するくしゃみ、鼻水、咽頭痛、咳、微熱、頭痛、全身倦怠感を伴う、軽症の上気道ウイルス疾患。 |
原因 |
ほとんどの症例はウイルス性:: influenza,rhinovirus, adenovirus, human metapneumovirus, coronavirus, parainfluenza, respiratory syncytial virus. |
ほとんどの症例がウイルス性。 |
ほとんどの症例がウイルス・アレルギー・刺激物によって起こる。 |
すべての症例がウイルス性。重要な原因ウイルス:rhinovirus (最大50%), coronavirus (10%~15%); influenza (5%~15%), respiratory syncytial virus (5%), parainfluenza (5%) 低頻度:adenovirus, enterovirus, human metapneumovirus, 他の未知のウイルス |
抗生剤使用のメリット |
メリットなし |
溶連菌感染ならば、抗生剤使用は罹病期間を短くし、急性リウマチ熱や他の合併症を予防するかもしれない |
限定的 |
メリットなし |
抗生剤使用のデメリット |
軽症:下痢、発疹 |
同左 |
同左 |
同左 |
抗生剤処方戦略 |
肺炎がない場合は、抗生剤の適応ではない。 |
解熱剤・鎮痛剤を処方する。溶連菌検査陽性ならβラクタム剤が処方される。 |
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抗生剤を使用すべきでない。 |
推奨抗生剤処方 |
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ペニシリンアレルギーなし |
処方しない |
1)経口ペニシリンV、250㎎1日4回あるいは500㎎、1日2回、10日間 |
1)経口アモキシシリン、500㎎、クラブラン酸、125mg、1日3回、5~7日 |
処方しない |
ペニシリンアレルギーあり |
処方しない |
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処方しない |
Ⅰ型アレルギー(アナフィラキシー)の既往なし |
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1)経口セファレキシン、20mg/kg、1日2回(最大1回500mg)、10日間 |
1)経口ドキシサイクリン、100mg、1日2回、200㎎、1日1回、5~7日 |
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アナフィラキシーの既往あり |
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1)経口クリンダマイシン、7mg/kg、1日3回(最大1回300mg)、10日間 |
1)経口ドキシサイクリン、100mg、1日2回、200㎎、1日1回、5~7日 |
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